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鬼束ちひろ「the ultimate collection」
ふとyoutubeで見て聴きたくなった。個人的にはTRICKエンディングの印象が強い。
メランコリックな雰囲気が大好き。歌詞といい曲調といい、夜中に一人で聴いて世界観にどっぷり浸かりたくなる。
"呼ぶ声はいつだって 悲しみに変わるだけ こんなにも醜い私を こんなにも証明するだけ でも必要として"
―流星群
"爆破して飛び散った 心の破片が そこら中できらきら光っているけど いつの間に私は こんなに弱くなったのだろう"
―infection
こういう歌詞を考えて、歌えるのはすごいと思う。どれ聴いても区別できないようなつまらない曲ばかりの今の邦楽においては特に。
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翔ぶが如く(司馬遼太郎)
征韓論争から西南戦争まで。全10巻。
いやー、しんどかった。
というのも、どこも小説じゃない。歴史ドキュメンタリーって感じ。wikipediaには"鳥瞰的手法"ってあるけど、まぁ資料をもとに史実を確認していって、それに対する司馬氏のコメントとという形式。
3巻くらいまではまだ小説っぽい要素があったけどそれ以降は辛かった・・・。7巻くらいで一度読むのをやめたし。orz
とはいえ、全巻読み終えてみると達成感もあり、また舞台となった明治初期の時代の難しさに興味を持てて読んで良かったと思えた小説だった。
明治維新の光と影というか、革命のひずみというか、そういった日本の近代化における矛盾みたいなものが、征韓論争、そして西南戦争という形になって現れていく。明治維新がいかに大きな変革だったかを改めて思い知った。
幕末、あるいはそれ以前からの歴史背景、そして後の太平洋戦争までどうつながるかという壮大な視点でもって、武士の最後の戦いである西南戦争を書いたところがこの本の一番面白いところだと思う。
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