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category:シューカツ
シューカツのお話はこれが最後。
本気で迷ったシューカツだったのだから、やはりやって良かったと思えるよう今後に生かしたい。3年後のシューカツのときに、ということでなくこれからの研究生活に。
本気で迷ったシューカツだったのだから、やはりやって良かったと思えるよう今後に生かしたい。3年後のシューカツのときに、ということでなくこれからの研究生活に。
この100年に一度の不況の中よりによって電機メーカーを志望するという暴挙に出たわけだが、それでも自分は恵まれてるなぁと感じた。
学歴がどうこうっていうのは正直感じなかったが、学校推薦があるのはでかい。
企業は不況で採用人数を減らさなければならないわけだが、学校推薦は企業と大学の信頼関係のようなものだからそこまで減らすわけにはいかない。だから自由応募がとことん削れられる。
選考ステップに入ってしまえば学歴は関係ない、というのがシューカツしてみた正直な感想だが、学校推薦がなければ入り口に立つことすらひたすら難しい。学校推薦があるかないかという意味では、学歴の差はあるように思える。
あと、自分はOB・OGに恵まれた。別にOB・OGが選考に有利なよう人事に働きかけてくれるということはないのだが、仕事のことや職場の雰囲気を正直に教えてくれるし、シューカツの情報も教えてくれる。ありがたいことだ。
結局、世間一般の「THE シューカツ」はしないまま終わった。
「ESに載せる写真取るのに1万円」とか「性格テストはこう解け!」とか、ばっかじゃねーのって思うことが多かったね、シューカツは。
S ピーIとかWebテストやらも馬鹿らしいと思った。対策の必要な試験をなぜやらせるのか? 理系はただでさえ忙しい。シューカツしつつも研究しなければならない。自分が企業の人事だったら、試験対策に時間使わないでシューカツ中もちゃんと研究頑 張ってる人を採りたいって思うんだけどなぁ。
企業がどんな人を求めてるかってのは企業ごとに全然違うだろうけど、世間一般のシューカツ情報を見ているとこの国の採用はなんか色々間違ってる気がする。
「内定がもらえる面接術!」「必ず通るESの書き方!」とか、なんだよそれ。大学や院での4年ないし2年よりも、そんな小手先のテクニックが今後40年を決めてるのが今の日本のシューカツ。これでいいんだろうか?
受 ける方も受ける方だ。就職ランキング(笑)なんてものを見てシューカツ進めてる連中も実際多かったしね。高学歴のミーハーはどこまでも愚かだ。「モテそ う」とかいう理由で応募する企業を決めてしまう。価値観は人それぞれだが、自分はそういう人間とは絶対にわかり合えないだろう。
シューカツは仲間を作って互いに情報交換して乗り越えていく、ってのがベストだと思うが、自分はそれができなかった。周りの人間の価値観が違いすぎる。むしろ自分の価値観が特殊なのか? それはわからないが、就職ランキング(笑)を気にしたり、やりたいことよりもネームバリュー優先のシューカツは自分には絶対に出来ない。
自分の場合、「仕事=生き甲斐」だと思っているから仕事について考えるってことは生きるってことについて考えることになる。となると、「何のために働くのか」という問いは「何のために生きるのか」という問いになり、もはや哲学・宗教の領域。
シューカツ中はさらに「幸せって何?」ということまで考えた。一流企業に入ることが幸せなのか? 高給取りになることが幸せなのか? やりたいことを仕事にすることが幸せなのか?
正直どれも違う気がする。やりたいことを仕事にするってのが最も近い気がするが、じゃあやりたいことは何かと聞かれると言葉に詰まる。それはきっと研究なんだろうが、具体的にどんな研究かというと自分でもわからない。そもそも自分のやりたいことは研究なのか? 考えても考えても、やりたいことは正直わからない。やりたいことを仕事にするのが幸せならば、やりたいことがわからない自分は一生"幸せ"にはなれない。
やりたいことが定まらないまま博士に進学するのは良くないことかもしれないが、今は研究室のテーマに全力で取り組みたいと思っているし、それに博士を取ることで広がる世界があることは確か。日本ではとにかく扱いの悪い博士だが、海外では正当に評価してもらえる。むしろ博士を持っていないと研究者は相手にされない。
だから、あと3年間研究しながら自分のやりたいことを見つけていくのは有りだと思う。シューカツで社会に対する見方がだいぶ広がったから、これまでとは違った意識で研究に臨めるはず。それに常にアンテナを張っていれば、今後を左右する何かに気付けるかもしれないしね。
というわけで、迷走のシューカツを終え、結局博士進学という道に戻ってきた。
ぐるっと回ってたどり着いた場所は同じであっても、意識は全然違う。
「あのときシューカツしてよかった」と思えるよう、今後すべきことはただ一つ。
あと3年間全力で悩む
学歴がどうこうっていうのは正直感じなかったが、学校推薦があるのはでかい。
企業は不況で採用人数を減らさなければならないわけだが、学校推薦は企業と大学の信頼関係のようなものだからそこまで減らすわけにはいかない。だから自由応募がとことん削れられる。
選考ステップに入ってしまえば学歴は関係ない、というのがシューカツしてみた正直な感想だが、学校推薦がなければ入り口に立つことすらひたすら難しい。学校推薦があるかないかという意味では、学歴の差はあるように思える。
あと、自分はOB・OGに恵まれた。別にOB・OGが選考に有利なよう人事に働きかけてくれるということはないのだが、仕事のことや職場の雰囲気を正直に教えてくれるし、シューカツの情報も教えてくれる。ありがたいことだ。
結局、世間一般の「THE シューカツ」はしないまま終わった。
「ESに載せる写真取るのに1万円」とか「性格テストはこう解け!」とか、ばっかじゃねーのって思うことが多かったね、シューカツは。
S ピーIとかWebテストやらも馬鹿らしいと思った。対策の必要な試験をなぜやらせるのか? 理系はただでさえ忙しい。シューカツしつつも研究しなければならない。自分が企業の人事だったら、試験対策に時間使わないでシューカツ中もちゃんと研究頑 張ってる人を採りたいって思うんだけどなぁ。
企業がどんな人を求めてるかってのは企業ごとに全然違うだろうけど、世間一般のシューカツ情報を見ているとこの国の採用はなんか色々間違ってる気がする。
「内定がもらえる面接術!」「必ず通るESの書き方!」とか、なんだよそれ。大学や院での4年ないし2年よりも、そんな小手先のテクニックが今後40年を決めてるのが今の日本のシューカツ。これでいいんだろうか?
受 ける方も受ける方だ。就職ランキング(笑)なんてものを見てシューカツ進めてる連中も実際多かったしね。高学歴のミーハーはどこまでも愚かだ。「モテそ う」とかいう理由で応募する企業を決めてしまう。価値観は人それぞれだが、自分はそういう人間とは絶対にわかり合えないだろう。
シューカツは仲間を作って互いに情報交換して乗り越えていく、ってのがベストだと思うが、自分はそれができなかった。周りの人間の価値観が違いすぎる。むしろ自分の価値観が特殊なのか? それはわからないが、就職ランキング(笑)を気にしたり、やりたいことよりもネームバリュー優先のシューカツは自分には絶対に出来ない。
自分の場合、「仕事=生き甲斐」だと思っているから仕事について考えるってことは生きるってことについて考えることになる。となると、「何のために働くのか」という問いは「何のために生きるのか」という問いになり、もはや哲学・宗教の領域。
シューカツ中はさらに「幸せって何?」ということまで考えた。一流企業に入ることが幸せなのか? 高給取りになることが幸せなのか? やりたいことを仕事にすることが幸せなのか?
正直どれも違う気がする。やりたいことを仕事にするってのが最も近い気がするが、じゃあやりたいことは何かと聞かれると言葉に詰まる。それはきっと研究なんだろうが、具体的にどんな研究かというと自分でもわからない。そもそも自分のやりたいことは研究なのか? 考えても考えても、やりたいことは正直わからない。やりたいことを仕事にするのが幸せならば、やりたいことがわからない自分は一生"幸せ"にはなれない。
やりたいことが定まらないまま博士に進学するのは良くないことかもしれないが、今は研究室のテーマに全力で取り組みたいと思っているし、それに博士を取ることで広がる世界があることは確か。日本ではとにかく扱いの悪い博士だが、海外では正当に評価してもらえる。むしろ博士を持っていないと研究者は相手にされない。
だから、あと3年間研究しながら自分のやりたいことを見つけていくのは有りだと思う。シューカツで社会に対する見方がだいぶ広がったから、これまでとは違った意識で研究に臨めるはず。それに常にアンテナを張っていれば、今後を左右する何かに気付けるかもしれないしね。
というわけで、迷走のシューカツを終え、結局博士進学という道に戻ってきた。
ぐるっと回ってたどり着いた場所は同じであっても、意識は全然違う。
「あのときシューカツしてよかった」と思えるよう、今後すべきことはただ一つ。
あと3年間全力で悩む
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